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米州開発銀行と日本の取り組み

米州開発銀行と日本の取り組み

View of Fukijama Mountain and Tokyo City at dusk - Digital - BID

民間投資を促進する10億ドル基金

国際協力機構(JICA)とIDBインベストは、中南米とカリブ海諸国における協調融資と民間投資のための画期的な信託基金を発表しました。

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Executives meeting agreement Japan - IDB Invest - Inter American Development Bank IDB
投資家向け 戦略的パートナーシップとドナー 米州開発銀行アジア事務所 IDBで働くには

米州開発銀行は、中南米・カリブ海諸国(LAC)に対する開発資金の主要な供給源です。人々の生活向上に貢献できるように、3つの専門機関を通して、金融ソリューションと開発専門知識を、公共及び民間部門に提供しています。

A child writing on a book. IDB 米州開発銀行(IDB)

60年にわたり政府と連携して進歩と発展を促進してきました。

Aereal view of some windmills in a field. IDB 米州投資公社(IDB Invest)

民間部門を支援し、事業成長を促進する投資ソリューションを提供しています。

A group of professionals brainstorming in an office as an example of synergies developed as the replenishment of IDB Lab-IDB イノベーションラボ(IDB Lab)

包括的な成長を促進し、開発の課題に取り組んでいくための革新的な戦略を模索し実施しています。

A group of four professionals, two men and two women, sit around a table in a modern office space engaged in a serious discussion - Inter-American Development Bank - IDB - Sustainable Development
米州開発銀行アジア事務所

IDBアジア事務所(ASI)は、アジア地域の政府、企業、学術機関、慈善家、投資家などの関係者に対し、中南米・カリブ海諸国(LAC)での生活向上を目指すゲートウェイとして役割を果たしています。

ASIは、アジア地域に拠点を置く団体からの資源調達を積極的に推進するとともに、個人や機関と、地域内の豊富な投資およびパートナーシップの機会とを結びつける役割を担っています。このため、ASIは、知識共有のプラットフォームの開発や、IDBおよび中南米・カリブ海諸国(LAC)全般に関する対話に取り組んでいます。

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como-el-comercio-la-inversion-y-la-cooperacion-entre-japon-y-america-latina-y-el-caribe-pueden-inspirar-nuestra-futura-relacion-comercial-con-asia
IDB と日本の取り組み

日本は1976年に初の非地域加盟国となりました。それ以来、日本は資金面と人的資源の両面で貢献し続けています。1991年(名古屋)と2005年(沖縄)の2回年次 総会を開催し、1995年には東京事務所(現アジア事務所)を開設しました。

日本はIDBの株式を5%保有しており、非域内加盟国の中では筆頭株主です。

IDB代表団、日本の財務省及びJICAと地域開発・イノベーションに関する年次協議を実施
IDBの総裁室首席補佐官のアンドレ・ソアレスをヘッドとするIDBのデリゲーションは、9月4~5日の日程で日本の財務省、JICAと年次協議を行いました。財務省との協議では、IDBの組織改革を含む同戦略の進捗状況の確認したほか、2026年年次総会以降を見据え、重要鉱物、災害リスク管理、イノベーション、接続性(connectivity)などの主要分野における当局との連携強化について議論。加えて、IDBグループと日本企業との連携強化に向けどのような取り組みが考え得るかについて初期段階の議論を開始しました。財務省幹部との面会では、IDB代表より、IDBInvestの一般増資(GCI)およびIDBLabの...
H2LAC:日本と中南米・カリブのパートナーシップ
「革新から実行へ:水素とアンモニアにおける日本の知見と中南米・カリブ地域の可能性」 サンパウロ、ブラジル – 米州開発銀行(IDB)は、ブラジル・サンパウロで開催された第5回中南米・カリブ地域水素会議(H2LAC 2025)において、パネルディスカッション「日本 - 中南米・カリブにおける水素・アンモニアパートナーシップ」を実施しました。同パネルはIDBとNew Energy Events社の共催によるもので、日本の水素・アンモニアをめぐる主要関係者と中南米・カリブ地域のステークホルダーが一堂に会し、グリーン水素およびアンモニア分野における協力の可能性について議論が行われました...
IDB Lab General Manager
General Manager 多数国間投資基金| Multilateral Investment Fund(MIF)| IDB Lab 勤務地: ワシントンDC  勤務部門:多国間投資基金(IDBラボ) 公募締め切り: 2025年8月15日 Improving lives 米州開発銀行グループ(IDBグループ)は、中南米・カリブ(LAC:Latin America and the Caribbean)地域の開発向上支援における資金と知識の主要な提供源として重要な役割を果たしています。米州開発銀行(IDB: Inter‐American Development Bank)、米州投資公社(IDB...
日本の皆さまに感謝申し上げます
米州開発銀行(IDB)は、2025年4月11日に日本国会において、米州投資公社(通称IDB Invest)への加入に関する法案の改正が承認されたことに対し、日本の皆さまに心より感謝申し上げます。 日本は、当行の最初の域外国メンバーとして、そして現在では民間セクターに焦点を当てた国際開発金融機関(Multilateral Development Bank)への転換を力強く支えてくださる存在として、約50年にわたり中南米・カリブ海諸国およびIDBの揺るぎないパートナーであり続けてくださいました。中南米各地の日系コミュニティをはじめとする深い文化的・人的な結びつきも...
IDB InvestとJICA、中小企業・零細企業支援のためにペルーのミバンコに対する融資を発表
IDB Investと国際協力機構(JICA)は、ペルーにおいて中小企業・零細企業(SMEs)および女性主導のSMEsの資金アクセス拡大を専門とする銀行、ミバンコ(Mibanco)との間で、最大1億ドルの融資契約を締結しました。この融資は、IDB Investによる最大5,000万ドルのシニアローンと、JICAによる最大5,000万ドルのパラレルローンで構成されています。 このプロジェクトでは、これらの企業に対する資金提供を通じて、女性起業家のビジネス拡大、雇用創出、そして地域経済の発展への貢献を目指しています。 この金融スキームにより...
IDB InvestとJICA、エクアドルの女性起業家支援に向けたBanco Solidarioへの融資を発表-
IDB Investと国際協力機構(JICA)は、エクアドルのBanco Solidario S.A.と最大2,000万ドルの融資契約を締結しました。本契約は、同国の女性マイクロ起業家による資源へのアクセスを促進することを目的としています。融資は、IDB Investによる最大1,000万ドルのシニアローンと、JICAによる最大1,000万ドルのパラレルローンで構成されています。   この資金は、女性が経営するマイクロ企業向けのBanco Solidarioの貸出ポートフォリオの成長を促進するために活用されます。女性に焦点を当てた金融包摂の促進は、資源へのアクセスの拡大、業務の強化...
その他のニュース
Wind energy
信託基金を通じた協力

日本特別基金(JSF)は、IDBで最も古いアクティブ・ドナー信託基金の1つであり、技術協力(TC)活動のための無償資金を提供しています。1988年に設立されたJSFは、IDBの能力開発、インフラの改善、環境保護、生産部門の促進を支援してきました。JSFは約4億米ドルにのぼり、650以上のプロジェクトで地域に貢献しています。重点分野は、インフラ開発、貧困削減、環境の持続可能性、民間セクター開発、イノベーションと技術などです。

「日本特別基金によって資金提供されたプロジェクトについてもっと知る」
natural disaster
JICA「CORE」との協調融資

IDBはJICAと2011年に再生可能エネルギー及び省エネルギー分野における協調融資枠組み(CORE)の覚書を締結しました。2021年、この枠組みは「経済復興と社会包摂協力(CORE)」と改名され、対象分野を質の高いインフラ、防災、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジに拡大しました。この枠組みの下、JICAは同地域に約27億米ドルの出融資契約に調印しました。最近のプロジェクトには、2023年にブラジルのDr.ConsultaへのIDB Investとの最初の共同出資があります。同プロジェクトを通じ、医療サービスへのアクセス向上を支援し、新しい医療技術のイノベーションを促進しています。

Start-ups
スタートアッププログラム「TSUBASA」

IDB Lab(日本が約30%を出資)は2021年にJICAとともにTSUBASAという名前のオープンイノベーションプログラムを立ち上げました。TSUBASA(日本語で「翼」を意味する)は、日本のスタートアップ企業の革新的なソリューションを通じて、ラテンアメリカ・カリブ海地域の開発課題に対処することを目的としています。これまで2回のプログラムの成功により、オープンイノベーションチャレンジを通じて19件の提案が発掘され、現地パートナーとのマッチング支援やユースケースおよび開発効果の洗練を行うためのインキュベーション/アクセラレーション支援を受けました。2024年8月現在、IDB Labは6つの技術協力プロジェクトを承認し、地域全体でさらに6つの潜在的なプロジェクトに取り組んでいます。IDB LabとJICAは、2024年3月に第3弾のプログラムを新たに採択された9社と共に開始し、現在インキュベーション/アクセラレーション支援を実施中です。

A doctor and a patient using a laptop. Healthcare - Inter-American Development Bank - IDB 日本の特別基金を通じた最前線の精神的健康と福祉の改善

ラテンアメリカおよびカリブ海地域で遠隔メンタリング プログラムを実施するために、日本特別基金はプロジェクト ECHO を通じてウルグアイ共和国大学を支援しました。 プロジェクトの一環として、エクアドルの Cedia Hub は 10 か所のテレクリニックを通じて 400 人を超える最前線の職員を支援しました。 これらのクリニックは、非感染性疾患患者の精神的健康状態と、出生前および周産期の健康に重点を置いています。

A large group of people sitting at tables Employment - Inter-American Development Bank - IDB JICAと協力してエクアドルの雇用回復を支援

IDB と国際協力機構 (JICA) の間の永続的なパートナーシップは、ラテンアメリカおよびカリブ海諸国の持続可能な開発の追求において前向きな成果をもたらし続けています。 2022年、JICAはエクアドルの生活改善のために並行協調融資として200万ドルを提供した。 この資金は、パンデミックによる経済的悪影響から脆弱な人々を守り、特にジェンダーに基づく経済格差への対処に焦点を当てて雇用創出を促進することを目的としています。 JICAは、ペルーの優先自治体12の環境条件を改善するために、並行して4,500万ドルの協調融資を提供した。 現在までに、IDBとJICAの間のCORE協定の枠組みに基づいて22億ドルの協調融資が承認されており、2026年までに30億ドルの協調融資に達することを目標としている。

I D B の 財 務 体 質 の 強 さ
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米州開発銀行 概要
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I DBグループは、ラテンアメリカおよびカリブ海地域の選ばれしパートナーとなり、これら地域の社会的・経済的な変革を推進するため地域の脆弱性に対処し、その潜在能力を引き出うとともに、気候変動に積極的に対応していく。

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米州開発銀行は、多様で才能豊かな成果志向のプロフェッショナルが集まるコミュニティです。目的意識と情熱を持って取り組める、やりがいのある環境です。

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米州開発銀行では、企業ニーズや中南米・カリブ海諸国(LAC)のプロジェクトに向けた様々な調達機会を提供しています。国際調達への入札にご興味がある業者様は、以下より詳細をご確認ください。

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