3000年の歴史に新たな一幕
リマ美術館の増改築をIDBが支援

ホルヘ・サバレタ

2007年にペルーを訪れた外国人観光客の数は100万人以上にのぼる。しかしそのうちの多くはリマに滞在するとしてもせいぜい2日程度。リマ美術館(MALI)は前インカ時代から現代まで3000年の歴史を伝える1万点ものコレクションを誇る。しかしその魅力はまだ十分に知られていない。こうした状況を受け同美術館の官民運営団体は2003年にMALI増改築プロジェクトを立ち上げた。当初はプロジェクトの資金調達面で懸念されたが、IDBのルイス・アルベルト・モレノ総裁が2007年9月にMALIを視察した際に、プロジェクトの最終実施期間に対し米州文化・開発基金(ICDF)から融資を提供することを表明したことで、増改築プロジェクトに弾みがついた。MALIを南米随一の美術館にするのがプロジェクトの狙いだが、他にも教育、観光、経済開発への波及効果や旧市街地の活性化も期待される。

ペルー:かつての宮殿の敷地内にあるリマ美術館(MALI)

全文は、http://www.iadb.org/idbamerica/index.cfm?thisid=4561(英文)にてどうぞ。