キトの歴史保全地区では現在約4,000人が生活をしている。その多くは何十年も前に建てられた薄暗く窮屈なアパートに暮らし、あるアパートでは15の家族が1つのトイレや水道を共有する状況が続いている。そんな中、キト歴史保全地区計画では住民の流出防止を目的に、中古賃貸住宅を修復し元の住人に売却する事業が進められている。住人は修繕費の少なくとも25%を頭金として支払い、銀行から住宅ローン融資を受ける。同時に、住宅・都市省は住人が頭金を準備できるよう、IDBが支援するプロジェクトを通して修繕費の3分の1を補助している。IDBからの融資を受け今後さらに1,000棟の住居が修復される予定だ。
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