宿題は、木を植えること
   植林事業で先頭に立つハイチの子供たち

ピーター・ベイト

ハイチの山の頂にあるファーシー村で2005年から実施されている植林事業。これまで数百人規模の子供たちの参加を得て、わずか1年ほどの間に、3万本の苗木が植えられた。子供たちは同事業に参加することで森林や環境劣化について学ぶが、事業に参加するのは子供だけではない。どんな種類の木を植えるかは子供たちの親も含めた地域社会全体で決められるからだ。植林には地滑りの防止といった効果があるほか、植えた木にできる果実や花を売れば収益が得られるという効果もある。そうした収益は子供たちの授業料に充てられたり――実際、この事業が始まってから在学率は高まった――とりわけ植林に熱心に取り組んだ子供たちに現金で還元されたりする。同事業はハイチ政府の社会投資基金(FAES)が運営し、IDBは事業に融資を提供している。「環境事業は地元に収益を還元できて始めて成功する」と、ボランティアで事業に参加した農学者は語っている。

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ハイチ:子供たちがこれまでに植えた苗木の数は3万本にのぼる

全文は、http://www.iadb.org/idbamerica/index.cfm?thisid=4425(英文)にてどうぞ。

貧窮者のための医療
   農村部の患者を救う画期的プラン

ダニエル・ドロスドフ

グアテマラ政府は1987年、農村部の中でも、険しい山岳地帯に住む最貧困層を対象に、現地で医療サービスを提供する「包括的医療制度計画」を開始した。都市部から遠く離れた地域でも十分の医療サービスが受けられるよう、保健省は貧困農村地域を人口1万人単位の保健地区に細分化し、各地区での医療サービス提供を非政府組織(NGO)に委託した。各地区には医師1名または看護士1名が割り当てられ、保健補佐官と健康増進担当官、それに助産婦が医師らをサポートする仕組みとなっている。「一次医療、二次医療、先端医療のすべてが統合された、持続可能な仕組みとなるよう制度化することが我々の最終目的。測定可能な成果が生み出され、安定的財源を得ることも重要」と、ある医師は語っている。IDBはグアテマラ政府の医療改革への取り組みに3つの融資を提供しており、そうした融資はこの包括的医療制度計画にも活用されている。

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グアテマラ:診療所で予防接種を受けるハコボ・ビンセンテ・メンデス

全文は、http://www.iadb.org/idbamerica/index.cfm?thisid=4429(英文)にてどうぞ。