IDB駐日事務所による沖縄訪問・セミナー開催

駐日事務所は、昨年のIDB沖縄年次総会開催から1年が経過したことをうけ、2006年5月18、19日に沖縄を訪問、18日には沖縄キリスト教学院大学、琉球大学との共同でセミナー「沖縄とラテンアメリカとの関係強化」を沖縄キリスト教学院大学チャペルにて開催しました。

セミナーでは、駐日事務所よりIDBおよびラテンアメリカ経済の概要についての説明のあと、琉球大学・嘉数教授による沖縄とラテンアメリカとの関係に関するプレゼンテーション、そして国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)での勤務経験のある沖縄キリスト教学院大学・野崎教授による体験談が披露されました。沖縄はラテンアメリカへの移民を多く輩出しているなじみのある地域ということもあり、参加した学生は興味深く聞き入っていました。

これに先立ち、稲嶺県知事を表敬訪問し沖縄総会での県側の協力に改めて感謝するとともに、米州投資公社(IC)と沖縄県系移住者によるワールドワイド・ウチナンチュ・ビジネス・アソシエーション(WUB)の間で締結されている覚書をもとにした関係強化・ビジネス支援を実現していくことを確認しました。

また、翌19日には、沖縄とブラジル、ペルー、ブラジルの各協会を訪問するとともに、琉球大学にてキャリアセミナーを開催しました。 沖縄県では、ラテンアメリカを含む世界各地の沖縄県系移住者が一堂に会する5000人規模の第4回世界のウチナンチュ大会を10月に計画しており、駐日事務所としてもIDBグループの業務に関連 した分野での参加を検討しています。

  

       稲嶺県知事を表敬訪問                

                     稲嶺県知事を表敬訪問

                                                                琉球大学でのキャリアセミナー

                                                                     琉球大学でのキャリアセミナー

セミナー「エルサルバドルの観光部門への投資について」の開催

駐日事務所は、2006年5月23日に駐日エルサルバドル共和国大使館、エルサル バドル共和国観光省および日本貿易振興機構(JETRO)との共同でセミナー「エルサルバドルの観光部門への投資について」をJETRO会議室にて開催しました。セミナーでは、ルベン・ロチ観光大臣により、自然に恵まれ、歴史的、文化的な魅力にあふれたエルサルバドルと、投資先 として同国の観光部門が紹介されました。ロチ観光大臣の今回の来日は、昨年8月に今後の関係強化を目的として小泉首相と中米首脳との間で採択された

「東京宣言」を踏まえたもので、1992年の和平合意以来、民主化を進め、的確なマクロ経済政策と民間部門の支援を行い、チリ、メキシコと並びムーディーズ等の世界的な格付機関より「投資適格」とされているラテンアメリカ3カ国のうちのひとつであるエルサルバドルと日本との一層の関係強化、投資促進が期待されています。

        エルサルバドル共和国ルベン・ロチ観光大臣                                              エルサルバドル促進機構(PROESA)ロレナ・アセト氏

    エルサルバドル共和国                               エルサルバドル促進機構(PROESA)

    ルベン・ロチ観光大臣                                                 ロレナ・アセト氏

米州投資公社(IIC)による韓国公式訪問
2006年5月30日-6月2日の日程でIDBグループの米州投資公社(IIC)幹部が韓国を公式訪問しました。昨年3月の韓国のIDBグループへの正式加盟後、初めてとなったこの訪問には、ロゴジンスキー長官、財務部門ロルダンチーフ、および韓国による中小企業育成信託基金のリー担当が参加、韓国政府との協議を行うとともに、韓国輸出入銀行(KEXIM)、韓国貿易協会(KITA)、韓国中小企業振興公団(SBC)、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)、全国経済人連合会(FKI)や三星電子を訪問しました。IICは、韓国の中小企業によるラテンアメリカ・カリブ海地域への投資や、韓国の大企業によるラテンアメリカ・カリブ海地域での生産拠点への地元納入業者への金融支援をすることが可能で、関係団体との情報共有によりお互いのビジネス拡大に供するものとなる今回の訪問は、非常に有意義なものとなりました。  

       韓国輸出入銀行(KEXIM)との協議会         ロゴジンスキー長官と韓国政府財政経済部の金聖眞次官

          韓国輸出入銀行(KEXIM)との協議会                       ロゴジンスキー長官と

                                                                         韓国政府財政経済部の金聖眞次官

 

ラウンドテーブル「FEALACメンバー国におけるCDMの現状と見通し」開催
駐日事務所は6月6日に事務所内パブリック・インフォメーション・センター(PIC)にてラウンドテーブル「FEALACメンバー国におけるCDMの現状と見通し」を開催いたしました。今回のメインスピーカーの国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)のジーン・アクアテラ氏は、日本が共同議長国を務める東アジア・ラテンアメリカ協力フォーラム(FEALAC)の「経済・社会」ワーキンググループの会議への出席のため来日したもので、CDMは日本にとって大変興味深いトピックであり、会場がほぼ満席となる聴衆を集め、気候変動に対応するためのCDMの現状や見通しが活発に議論されました。また、コメンテーターとして参加された世界銀行在籍シニア・エコノミストの坂入ゆり子氏により様々な提言がなされました。

坂入ゆり子氏とジーン・アクアテラ氏

坂入ゆり子氏とジーン・アクアテラ氏