ベリーズ ハイチ共和国
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ベリーズ

国名: ベリーズ
位置: 中央アメリカ
面積: 22,696km2
首都: ベルモパン
人口: 273,700人
政治体制: 議会制民主主義
公用語: 英語(公用語)※ そのほか、スペイン語や先住民のケチ語(Ketchi)、モパンマヤ語(MopanMaya)、ガリフナ語(Garifuna)、クレオール語が広く使われている
通貨: ベリーズ・ドル

ベリーズについて
冒険家たちの憧れの国ベリーズは、英語が通じる身近な国です。米国のマイアミやヒューストン、ダラスからなら直行便でわずか2時間のフライトで到着します。

個性的で多彩なアドベンチャー・スポットに恵まれたベリーズは、国内に40カ所以上の国立公園や自然保護区 を設けています。ベリーズは中央アメリカのカリブ海側、メキシコとグアテマラの間に位置しています。野生が豊かに息づく熱帯林と雄大な山々、神秘に満ちたマヤ遺跡、これ以上ないほど美しいダイビング・フィッシングスポットなど、この国ならではの魅力にあふれています。熱帯林から西半球最長のサンゴ礁までを1 日で楽しむことができ、ベリーズの人々はその気候のようにあたたかく親切です。
ベリーズの地図
ヒスイの頭像
ヒスイの頭像
シュナントゥニッチ・マヤ遺跡
シュナントゥニッチ・マヤ遺跡
ビーチ
ビーチ
スクワールフィッシュとブレインコーラル
スクワールフィッシュとブレインコーラル
グレート・ブルーホール
グレート・ブルーホール
ブラック・オーキッド
ブラック・オーキッド
ジャガー
ジャガー
ホースライディング
ホースライディング

マヤ文明を訪れる
現在ベリーズと呼ばれている地域は、3世紀半ばごろから9世紀にかけて中央アメリカで栄えたマヤ文明の中心地であったと考えられています。その規模は、中米一といわれ、記録されているだけでも1,400カ所以上にのぼるマヤ遺跡の数がそれを証明しています。その中には儀式が執り行われた神殿やその他の荘厳な建築物が多数含まれています。そうしたマヤ遺跡やマヤの人々が住んでいたといわれる洞窟を訪れるとき、神秘に触れることができるでしょう。こうした場所に立つと、マヤ文明の圧倒的なパワーと存在感を感じることができ畏敬の念を持つことでしょう。

ベリーズ地区にある有名なアルトゥン・ハ遺跡ではヒスイを削って作られた頭像が発見されました。この像は太陽神キニチ・アハウを現しており、これまでに発見されたヒスイ製の工芸品としては最大のものです。高さはおよそ15cm、重さは約4.4kg。アルトゥン・ハはかつてのマヤ文明の宗教や、商業の中心地でした。

ベリーズ最大のマヤ遺跡はカラコルであり、カラコル最大のピラミッドは高さが約43.5mあります。1986年、この地で入念な彫刻が施された祭壇が発見されました。そこに描かれていた模様は、当時のマヤの最強都市の一つといわれたティカルとの戦いにおけるカラコルの勝利を記念したものだと考えられています。

マヤの歴史をたどるベリーズのアドベンチャー・トレールにはそのほかにもたくさんの興味深い場所があり、そのどれもが神秘的な魅力と歴史の重さで訪れる人を魅了します。こうした貴重な人類の財産を守り、できるだけ多くの人たちに見てもらえるよう、ベリーズは、メキシコやグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルとともに「ムンド・マヤ」という旅行プログラムを設定しました。

マリンスポーツ・パラダイス
ベリーズの魅力の一つに雑踏とは無縁の静けさがあります。自然がそっとしまっておいてくれた最高の秘密を心行くまでお楽しみください。実際、周囲にベリーズのことを知っていて、この国のことをほめる人がいたとしたら、おそらくその人はダイビングかシュノーケリングかスポーツ・フィッシングの愛好家でしょう。ベリーズこそ究極のマリン・スポーツ・パラダイスであることを知っている人たちです。

中でも、本土とほぼ並行して走る全長約300km、西半球最長の堡礁は、その多くがUNESCOの世界遺産に指定されています。この大堡礁と本土にはさまれ、外海から守られた広い海域には、船ですぐに行くことのできる素晴らしいダイビング・スポットが数え切れないほど点在しています。この大堡礁のほかにも、ベリーズにはグレート・ブルーホール、ターネフ環礁、グローバー環礁という3大環礁があります。ホル・チャン海洋自然保護区、シャーク・レイ・アレー、ハーフムーン・キー・ナショナル・モニュメント、サウスウォーター・キー海洋自然保護区、ラフィング・バード・キー国立公園などの自然保護区も数多く存在します。

数千年前、グレート・ブルー・ホールは洞窟だったといわれています。やがて海面が上昇して陸地を呑み込み洞窟の天井部分が陥没したために、直径300メートル、深さ120メートル以上の巨大なたて穴が海中に出現したのです。立ち並ぶ鍾乳石と石筍の間を行くダイビングはグレート・ブルー・ホールでしか味あうことのできないすばらしい体験となるでしょう。

信じられないほどの豊かさを秘めたベリーズの海洋生態系は400種以上の魚と540種以上の鳥、さらに多種多様な哺乳類や爬虫類、70種を超えるサンゴをはぐくむ揺りかごです。ボートで少し沖に出るか、毎日催行されるプライベート・ツアーやダイビング・ツアーに参加するだけでこうした豊かな自然に簡単に触れることができます。

息づく大自然
この国ならではの最大の魅力はその景観の多様性でしょう。サンゴ礁から標高1,100メートルを越す山や謎に満ちた洞窟、さらにはホエザルが鋭い声で呼び交しジャガーやワニ・バクが棲む鬱蒼とした熱帯雨林まで、わずか数時間のうちに体験することができます。

またベリーズ地区に数多くある観光スポットの中でも、ウェスタン・ハイウェイで行くベリーズ動物園は自然な環境の中で多くの鳥や動物を見ることのできる楽しみな場所の一つです。

さらに多彩な民族や歴史的遺跡の数々もベリーズの魅力となっています。

ベリーズ・シティから南西の方角に向かって行くと、遠くマヤ山脈を背景とした荒涼とした地形が目の前に広がります。そこからさらに西に進むと、やがて肥沃なカヨ地区に着きます。そこは鬱蒼としたジャングルとここに住む野生生物、連なる山々、水音とどろく滝と川、さらには魅力的なリゾートとマヤ遺跡などが織りなす風景の万華鏡です。

このカヨ地区にあるベルモパンがベリーズの首都です。このベルモパンからはハミングバード・ハイウェイがうねりながら南東のスタン・クリーク地区へと続いています。マヤ山脈のふもとには、世界で唯一のジャガーの棲息保護区域で有名なコックスコム・ベーシン・ワイルドライフ・サンクチュアリがあります。ダングリガからは、絵のように美しい村々の間を走るサザン・ハイウェイが景勝の地プラセンシア半島へご案内します。

さらに南下すればトレド地区。中心地はプンタ・ゴルダです。山やジャングル、洞窟、木々に囲まれた滝など、豊かな自然に包まれたこの地域はマヤの文化と伝統が色濃く残り、今もマヤ族の末裔たちが生活しています。

ベリーズの人々
この魅力に富んだ国を旅する人は、美しい自然・様々な生物・変化に富んだアドベンチャーワールドとの出会い以上に最も価値あるものが純朴なベリーズの人々であることに気づかれることでしょう。

人口わずか28万人足らずでありながら、そこには多様な文化と伝統が息づいています。

観光と商業の中心都市ベリーズ・シティにはおよそ5万人が住んでいます。ベリーズ市民は、カリブ民族と黒人の混血、黒人と白人の混血クレオール、スペイン人とインディアンの混血、中米マヤ族、白人のほか、東洋人や北米先住民、メノー派信徒、東インド諸島からの移住者など、多種多様な民族が入り交じり、調和のとれた社会を形成しています。

公用語は英語ですが、そのほかにもスペイン語やクレオール語、ガリフナ語、マヤ語など、いろいろな言葉が使われています。イギリス式の議会政治によって統治されており、1973年までは英領ホンデュラスと呼ばれていましたが、1981年に独立、国名を現在のベリーズに改めました。

ベリーズは見ること、聞くこと、やることがいっぱいの国。中米に位置するこのパラダイスを一度訪ねたらその魅力の虜となり、きっとまた訪れたくなるでしょう。自然がそっと隠しておいた最高の秘密といわれる所以がおわかりいただけるに違いありません。

−IDB現地事務所経由ベリーズ政府提供