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メキシコ合衆国
正式名称:
メキシコ合衆国
人 口:
1億490万人(国連人口基金−世界人口白書2004)
公 用 語:
スペイン語
首 都:
シウダー・デ・メヒコ(メキシコ・シティー)
通 貨:
メキシコ・ペソ
政治形態:
連邦共和国
行政区分:
1連邦区31州
国内総生産(GDP):
6372億ドル(2003年)
一人当たりGDP:
6230ドル(2003年)
GDP成長率:
4.25%(2004年予測)
インフレ率:
3.98%(2003年)
外貨準備高:
575億9100万ドル(2004年9月現在)
地理
196万平方キロメートルの面積を有するメキシコは、世界第13位、アメリカ大陸第5位の大きさを誇る国です。北米大陸に位置するメキシコは、3200キロメートルに及ぶ北部国境線を介してアメリカ合衆国に隣接しています。南部国境線の向こう側には、グアテマラとベリーズがあります。国土の西側には太平洋、そして東側にはメキシコ湾とカリブ海があります。9300キロメートル近くに及ぶその海岸線は、水産資源と観光資源の宝庫です。
領土の地勢には、北部の砂漠から中央部の針葉樹林、そして南部の熱帯雨林までが含まれ、変化に富んでいます。国を縦断する二つの山脈、東シエラマードレ山脈と西シエラマードレ山脈には、山頂の標高が5000メートルを越える山もあります。国土全体の平均標高は海抜1200メートルです。
気候
メキシコにはさまざまな気候があります。沿岸地域では、場所により湿度が異なりますが、一般的に暑いのが特徴です。バハ・カリフォルニア半島、ソノーラ州、シナロア州の一部はとても乾燥していますが、グアテマラとの国境まで続く太平洋沿岸部のすべてが半湿潤地帯です。大量の雨が降るベラクルス州とカンペチェ州を除き、メキシコ湾沿岸部の大部分が半湿潤地帯です。北部は乾燥地帯ですが、中央部は温暖多湿地帯です。北部に位置するコアウィラ州とヌエボ・レオン州には高温乾燥地帯が広がっています。また、ソノーラ州とチワワ州の砂漠は世界最大級のひとつに数えられています。
天然資源
メキシコは多量の石油資源を有しています。原油の確認埋蔵量は約172億バーレル(2003年)で、日量約166万バーレル(2002年)を輸出しています。また、各種鉱物資源も豊富にあり、銀の生産量で世界一位の座を占めるだけでなく、ナトリウム、硫黄、グラファイト、アンチモンの生産量でも世界上位にランクされています。鉛、銅、亜鉛、水銀、ヒ素についても高い生産量を誇ります。
多様性に富む豊かな文化
メキシコは豊潤な文化を有します。メキシコ国民の特質である多様で豊かな創造力は、劇的な歴史の変遷によってもたらされました。3000年以上に及ぶその歴史の初期に、繁栄を謳歌したメソアメリカ地域の巨大文明は、貴重な文化遺産を遺しました。こうしたメキシコの古代文明、スペイン人コンキスタドールによる征服、300年続いた植民地時代、19世紀初頭の独立運動、20世紀初頭に勃発した革命、そして近代メキシコなど、これらの要素が、メキシコ文化に現在の形をもたらしました。
メキシコには素晴らしい文化遺産があります。現在ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)で承認された世界遺産の数は24で、世界の上位にランクされています。
経済
現在メキシコ経済は成長期にあります。国内総生産(GDP)は2004年の第2四半期に3.9%の伸びを記録し、通年では4%強に達すると予測されています。また、好調な輸出と消費の増大、1〜7月の累計インフレ率が1.89%の低率にとどまったなどの環境があり、金融・財政政策の堅持が可能になっています。財政赤字の対GDP比は1%から0.3%に減少し、国家財政の基盤は今後も堅調に推移するとみなされています。今年8月には、JPモルガンのエマージング債券インデックスによるソブリンリスク評価で186ポイントを獲得し、メキシコのカントリー・リスクが減少していることが明示されました。
墨日関係
メキシコと日本の友好関係が始まってから数百年が経っています。17世紀の初めに、ドン・ロドリゴ・デ・ビベロの乗船するガレオン船が日本の海岸に座礁したことがきっかけとなり、支倉常長の使節団がアカプルコ市からベラクルス市までの長く危険なメキシコ横断の旅をおこないました。その時代から続く二国間関係は、政治・文化・通商の交流を通じて深まりました。特徴的なのは、この関係が常に平等と相互信頼に基づいていることです。
このような経緯から1888年に墨日修好通商航海条約が締結され、メキシコ−日本間の外交関係が始まりました。日本にとっては初の平等条約であり、国際法に準拠した同条約は、当時の日本が推進した欧米列強に対する不平等条約改正交渉に活用されました。
第二次世界大戦後の1952年に外交関係が再開され、墨日関係の水準は継続的に上昇してきました。近年、両国政府間の協議体制が強化され、さらに高い次元でコミュニケーションがおこなわれるようになり、貿易と投資の規模も増大してきました。文化・教育面での絆が強化されるにつれて、技術協力プログラムの重要性が特に高まりました。
両国間の政治対話もそのレベルが高まり、二国間関係の緊密化がなされています。2002年には、その良好な関係をさらに強める要素として日本メキシコ友好議員連盟が2月に刷新強化され、超党派の国会議員46名が会員となりました。また、2003年10月には、ビセンテ・フォックス大統領が国賓として招かれ、訪日しました。
こうした友好関係を培ってきた両国が1888年の条約締結から116年を経た本年の9月17日に、互恵・協力の関係を再確認したとしても不思議ではありません。その日、メキシコ・シティーでは、ビセンテ・フォックス大統領と小泉純一郎首相が両国間の経済連携協定(EPA)に調印しました。
墨日経済連携協定の締結は、両国の官民学を代表する専門家グループの共同研究作業を土台にして、政府間交渉を粘り強く実施した末に得られた素晴らしい成果です。困難な協議を克服して、両国が置かれる非対称の状況に対応するバランスの取れた協定ができあがりました。同協定を通じ、経済面の補完性が活用され、さまざまな分野の発展と強化が促進されます。両国間の合意内容は、双方が満足できる内容となり、生産者・輸出業者の利害に配慮がなされました。
また、この協定の実現によって関税の段階的削減撤廃が実施され、貿易も増大します。メキシコは、日本製品に対する関税の44%を協定発効後に即時撤廃し、さらに9%を以後5年間で、残りを10年間で撤廃します。同様に、日本は、メキシコ製品に対する関税の91%をまず始めに撤廃し、さらに4%を続く5年間で、残り5%を10年間で撤廃します。
この協定によって日本の対メキシコ投資が促進され、最先端技術が利用可能となり、メキシコの競争力と輸出力の向上がもたらされます。同時に、メキシコの対日輸出量が年間平均で約10.6%増大することも期待されます。海外からの直接投資(FDI)では、今後10年間で127億ドルの増加が予想されていますが、これは、年平均で13億ドルの増加を意味しています。また、直接雇用と間接雇用でそれぞれ約41万人、合計約82万人の雇用創出も期待されています。
最後になりましたが、相互の関心が存在する特定分野の活動促進を目的とする二国間協力の条項がこの経済連携協定に盛込まれたことは重要です。その対象分野とは、裾野業界への支援や中小企業の競争力強化にむけた協力、科学技術、教育と職業訓練、知的財産、農業、観光、そして環境などです。
ウシュマル遺跡
チョルーラの教会(祭壇)
ロス・アトランテス・デ・トゥーラ
ロス・カボス
モレリア
トゥルム
メキシコの闘牛場
ロス・カボス
モレリアの教会
関係機関連絡先
在日メキシコ大使館
代表者:ミゲル・ルイスカバーニャス・イスキエルド 大使
住所:〒100-0014
東京都千代田区永田町2-15-1
Tel:03-3581-1131 / Fax:03-3581-4058
e-mail:
embamex@mexicoembassy.jp
http://www.sre.gob.mx/japon
在京都メキシコ名誉領事館
代表者: 森田嘉一 名誉領事、大垣貴志郎名誉副領事
住所:〒615-8558
京都市右京区西院笠目町6
京都外国語大学内
Tel:075-312-3388 / Fax:075-322-6237
e-mail:
ielak@kufs.ac.jp
在日メキシコ大使館 商務部(Bancomext東京事務所)
代表者:セルヒオ・インクラン 商務参事官
住所:〒100-0014
東京都千代田区永田町2-15-1
Tel:03-3580-9203 / Fax:03-3580-9204
e-mail:
sinclan@bancomext.gob.mx
在福岡メキシコ名誉領事館
代表者:金子宣嗣 名誉領事
住所:〒810-0004
福岡市中央区渡辺通4丁目8-28
F・Tビルディング10階 昭和グループ内
Tel:092-761-3331 / Fax:092-715-2810
在名古屋メキシコ名誉領事館
代表者:大島宏彦 名誉領事
住所:〒460-8511
名古屋市中区三ノ丸1-6-1
(株)中日新聞6階
Tel:052-232-1605 / Fax:052-221-0739
在大阪メキシコ名誉領事館
代表者:奥井功 名誉領事
住所:〒531-6023
大阪市北区大淀中1-1-88
積水ハウス・グループ
梅田スカイビル・タワーイースト23F
Tel:06-6440-3870 / Fax:06-6440-3876
e-mail:
kuno@mail.skybuilding.co.jp
その他の情報
さらに詳しい情報の入手を希望される方には、下記サイトへのアクセスをお薦めいたします。
Presidencia de la República (メキシコ大統領府)
http://www.presidencia.gob.mx/
Secretaría de Relaciones Exteriores (メキシコ外務省)
http://www.sre.gob.mx/
Instituto Nacional de Estadística, Geografía e Informática (国立統計地理情報院)
http://www.inegi.gob.mx
UNESCO World Heritage (ユネスコ世界遺産)
http://whc.unesco.org
―在日メキシコ大使館提供
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