もはや従来のやり方は通用しない
法への不服従―環境法の施行がラ米の慣習に終わりをもたらす

ロジャー・ハミルトン

企業がいまだにラ米では環境法を無視できると考えているならばそれは大きな誤りだ、とIDBのブリーフィングで語るのはテキサス大学のベンジャミン教授。同教授によると、ラ米では市民社会活動により環境法遵守を訴える声が高まっており、環境アセスメント(EIA)に基づいて企業や政府に改善を求めることが可能となっている。法の施行と環境アセスメントが功を奏するかは情報への自由なアクセスにかかっている。

「環境法を遵守しない企業が『これまでだってずっとそうだったじゃないか』と言ったら『おあいにくさま』と言うしかない」とベンジャミン教授は語る。

しばしば法律面での問題に直面する大規模エネルギープロジェクト
しばしば法律面での問題に直面する大規模エネルギープロジェクト
全文は、http://www.iadb.org/idbamerica/index.cfm?thisid=2597(英語)にてどうぞ。
イスラ・トリニタリアの教訓
エクアドル企業が最貧困地域にも上下水道を設置できることを証明

エンリケ・V・イグレシアス

エクアドルの貧困地域イスラ・トリニタリアの全世帯に今年中に上下水道と水道メーターが設置される。これは政府と民間部門の協力による新たな動きであり、住民の生活に劇的な変化をもたらした。現在住民たちはタンケロスと呼ばれる有料で水を運ぶトラックに頼る生活をしている。今回設置される水道はタンケロスに比べ1リットルの水を7分の1の価格で住民に供給する。

IDBは他の貧困地域にも上下水道を完全に設置するには600億ドルが必要と推測する。このようなインフラ構築のため、IDBは専門技術と部分的な資金を供与できるが、最終的にそれを実現させるのは政府と地域社会だ。

家庭用上下水道の恩恵を受けるイスラ・トリニタリアの家族
家庭用上下水道の恩恵を受けるイスラ・トリニタリアの家族
全文は、http://www.iadb.org/idbamerica/index.cfm?thisid=2649(英文)にてどうぞ。