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| 資金の蛇口を開く方法
ラ米では、勝算が薄いにもかかわらず、現金が不足している水道部門への
民間投資の呼び込みに成功している都市がある |
チャロ・ケサダ
近年ラ米では上下水インフラへの投資の流れがほとんど止まっている。政策の失敗に水道料金のばかばかしいほどの安さが重なって、ラ米地域の公共水道事業の大半は、新規インフラに緊急に数十億ドル投じなければならない時には既に本質的な破産状態に陥っている。
グローバル・ウォーター・パートナーシップのマーガレット・カトレイ・カールソン社長は、ワシントンD.C.のIDBが最近企画・開催した水部門の会議で、「上下水道事業の資金源を増やす必要がある。ラ米諸国の政府にはこうした投資に向ける資金が全くない。また、状況が大きく変わらない限り民間からの資金も見込めない」と延べた。ラ米では、未だにこの種の投資に適用される法律や規則の先が余りにも読めない。通常水道事業を行っている地方自治体に直接作用する障害が余りにも多く、通貨の変動に対処するセーフガードも充分ではない。つまり、民間投資家にとってはまさにリスクが高すぎる投資なのである。
ラ米・カリブ海諸国には、飲料水を簡単に手に入れることができない人が約1億5,000万人、適切な下水設備のない家に住んでいる人が2億5,000万人いる。IDBのエンリケ V. イグレシアス総裁は、前述の会議で、「こうした基本的事業の不在は、経済的負担の大きい健康上の問題が蔓延する原因となるだけでなく、開発を妨げる大きな障害になる」と述べて注意を促した。
ラ米が国連の掲げたミレニアム開発目標を達成するにはこれから12年間に水部門に約600億ドルの投資を行う必要がある。IDBの会議では、「ラ米地域の政府が水部門へ民間資本を呼び込むにはどうしたらよいか」を中心に討議が行われ、出席者たちは机上の理論に終始せず、政府の成功例と失敗例を具体的に挙げた。そして、この地域では(公共、民間、官民共同を問わず)上下水道投資プロジェクトはまだまれだが、豊富な教訓を与えてくれる例が充分にあることが発表と同時に明らかになった。
全文はhttp://www.iadb.org/idbamerica/index.cfm?thisid=2521(英語)にてどうぞ。
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| 共同給水栓で家族の洗濯をするグアテマラの先住民の女性 |
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