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芸術と国民性の一世紀
IDBは、パナマで最も著名な芸術家のこの100年の作品を集めた回顧展を開催する |
ロジャー・ハミルトン
南北アメリカ大陸の接点に位置するパナマの美術の伝統は、文化から民族性、美学的様式にいたるまでこの国の複雑なアイデンティティを反映している。
IDB文化センター・アートギャラリーは、パナマ建国100年を記念して優れた画家25名の作品を一同に集めた展覧会を開催している。作品は、パナマ美術の鑑定家、歴史学者、評論家、教授、美術商が調査をして集めたものである。
展覧会には、1903年にパナマがコロンビアから分離独立して共和国となった後に事実上国の御用画家となったロベルト・ルイス、レウィスと同時代に独自に活躍した奇才マヌエル・アマドールなど20世紀初頭の画家の作品が展示されている。アマドールの作品は2点が展示されている。彼の作品はそのほとんどが生前に評価されなかったことに加え、保存状態が悪く熱帯気候では傷みが激しいことも考えるとこの2作品が残っていたことは注目に値する。
20世紀中頃からパナマの国際的な芸術家の第一世代が台頭した。これらの芸術家はいずれもワシントンD.C.の米州機構(OAS)で作品展を開催している。20世紀後期になるとパナマの芸術家が国際的な美術の舞台に次々と登場するようになった。20年間の絵画制作を経て現在ではビデオ作品を制作しているブルック・アルファロは、2002年にIDB文化センターが企画・実施した第1回ラ米・カリブ地域ビデオアートコンクール・発表会で1等賞を獲得している。
この発表会はIDB文化センターのキュレーターであるフェリックス・アンヘルが統括した。また、カタログは、パナマ現代美術館の前キュレーター、モニカ
E. クプファーが作成した。
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| 19世紀フランスの様式を如実に反映している作品「タマリンド」(1942年、ロベルト・ルイス作) |
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