緑の町長
地元の環境保護論者を敵に回すのではなく町の職員に採用した若手町長

 

ロジャー・ハミルトン

 アルトン・クーパー(33歳)は、町の波止場の基部にある役場の2階の質素な町長室でコンピュータにかじりついていた。

 そして小型計算機を持ち上げてデジタル表示を見せながら言った。「あと22時間ほどだ。」熱帯性低気圧クラウデッテが本格的なハリケーンに変わり、ホンデュラスの北の沖合にある小さな島ウティラ島に向かっていた。多くの町民は心配していたが、特にクーパーの心配は並大抵ではなかった。なぜならば彼は町長だったからである。

 クーパーなどラ米で選出された町長は改革の恩恵を受けている。かつては中央政府のものであった権限や資源が改革によって町長に委ねられ、その結果、従前よりも地元市民が意思決定にかなり直接参加する本物の民主制度が発達することになったのである。

 ウッドは、「この砂州は、島民のものでもないしホンデュラスのものでもない。この砂州は世界のもの」と言う。そして、この砂州に少なくとも何らかの保護対策を行う条例が地元の自治体で可決されたことを評価しつつも「中央政府は、この壊れやすい生態系を末永く守れるような支援をしなければならない」と言う。

 全文はhttp://www.iadb.org/idbamerica/index.cfm?thisid=2409(英語)にてどうぞ。

ウティラ島のクーパー町長は、「島の環境を保護するために必要だと考える自治権を行使できる」と言う。IDBが資金提供したプログラムは、 クーパー町長の任期が終了した後もプロジェクトが継続できるようにするものである

 

 


 


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