起業支援
零細起業家に経営の基礎を教える非営利ビジネス・サービス・センター(コロンビア、カリ)

 

フェルミン・ビバンコおよびカタリーナ・ビジャ

 エディルマ・エスコバールは、6歳から15歳までの3人の子供の母親、そして典型的な零細起業家である。

 エスコバールは、コロンビアの人口約42万の都市カリのアグアブランカ地区の露天で長年商売をした後、エル・ポブラドの近くの角にある小さな借家でこぢんまりした店を構え鶏肉と野菜の商いを始めた。こうした商品は地元の店では手に入らなかったこともあり、ほどなく常連客も付いた。

 家族はこの店の売り上げで充分に生活ができるが、それだけではない。この夫婦は、店がある借家を買う頭金までも稼ぎ出したのである。毎月残った資金は全て多額の住宅ローンの支払に充てられている。エスコバールは次のように語っている。「何とか生活できる程度。支出はとことん抑えなければ。この状態は住宅ローンを完済するまで続く。」

 共通する弱点は在庫管理である。零細起業家の小売店は、市街の高所得地域にある本式のスーパーマーケットと競合はしないが、輸送や流通費がかさむ。在庫費用を抑制するために手持ちの品数は限られ、仕入れ量も少ない。エスコバールは次のように語っている。「資本が少ないので、お客が求めるものを何でも買えるわけではなく、それが商売の足を引っ張っている。お客は欲しいものがないと二度と買いに来てくれない。」

 救いの手: Fundación Carvajal (非営利)は、起業家がこの段階を切り抜けられるよう1985年以来アグアブランカの3ヶ所で基本サービスセンターを運営している。センターでは、女性のための世界銀行やバンコ・カサ・ソシアルなどのマイクロファイナンス機関の出張所、コンピュータやコピー機などのオフィス機器、近隣の店舗に商品を売る「補給部門」、住宅改良用の建材を提供する「資材銀行」など、零細起業家に様々なビジネスサービスを行っている。

 全文はhttp://www.iadb.org/idbamerica/index.cfm?thisid=2369(英語)にてどうぞ。

アグアブランカ(コロンビア)で鶏肉を売るエディルマ・エスコバール(右)

 

 


 


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