新しい課題に対応する新しいツール
業務を拡大し、加盟諸国のニーズの変化に対応できる柔軟な金融手段を提供するIDB

 

ダニエル・ドロスドフ

 IDBのマネージメントおよび理事会は、最新の経済の実情を見据えて常にIDBの役割と業務の見直しを行っている。また、折を見てはIDBの金融業務の内容を調べ、廃止や修正、そして新しい業務の導入を行っている。

 世界中が激しい不況に見舞われたこの数年にもそうした見直しが行われた。厳しい経済情勢はラ米・カリブ海諸国の財政をさらに追い詰め、経済再生を推進する新たな資金調達が緊急に必要になった。IDBは、こうした状況で「加盟諸国に適切かつ臨機応変な金融サービスを提供する」という目標を掲げて最近次のような金融手段を導入した。

 貿易融資:貿易部門の輸出業者や輸入業者、その他の仲介業者の深刻な信用不足に対応するため、IDB貿易融資再活性化プログラムが新設された。こうした信用不足は、ラ米の景気が後退した2002年にひどく顕著になったものである。

 社債保証:IDBは、パイロット保証プログラムを修正・復活させた。このプログラムは引き続き2004年12月31日まで実施される。国外から借入を行う諸国が利用することができ、2億5,000万ドルを上限として貸付の実行を保証に変換することができる。

 LIBORベースの貸付: IDBは、ロンドン銀行間貸出金利(LIBOR)を基準とする貸付条件決定の仕組みを2003年3月から採用した。これは1996年以降最も特筆すべきIDBによる貸出の仕組みの変更である。

 民間社債保証:その一方で、IDBの民間部門局は、民間の社債発行にますますIDBの保証を使うようになっている。

 総務会は臨機応変に承認。2002年、IDB総務会は、マクロ経済支援に用いられる、いわゆる政策ベース貸付用のIDB資産量を増やした。

 全文はhttp://www.iadb.org/idbamerica/index.cfm?thisid=2373(英語)にてどうぞ。
イラスト:ジョージ・イリエフ

 

 


 


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